ドイツを10日ほど旅するのでフランクフルト空港のHertzでレンタカーを借りた。
予約時にベンツEクラスをリクエストしていたはずが、マツコデラックスばりに巨大なお姉さんが 「あるのはボルボよ!」と有無を言わせず俺を睨みつける。
「そんなバカな!」という怒りをぐっと抑えてニッコリ微笑む。
マツコに刃向かうほど愚かではない俺。
ドイツで北欧車に乗るのもなんだかなぁと、追加料金 支払うのでワンクラス上にしてくれる?
とお願いしたら、マツコがニッコリ了承、このベンツCLSステーションワゴンのディーゼルとなった。
旅程は、ケルンPhotokina に参加したあと、ハイデルベルグで古城巡り、シュツットガルトでポルシェ・ミュージアム訪問、最後にずーっと南下してディズニー白雪姫のお城のモデルになったといわれる、ノイシュバンシュタイン城、その後 ニュルンベルクまでこのCLSにお世話になった。
(写真はノイシュバンシュタイン城を撮影する男達)
予約時にベンツEクラスをリクエストしていたはずが、マツコデラックスばりに巨大なお姉さんが 「あるのはボルボよ!」と有無を言わせず俺を睨みつける。
「そんなバカな!」という怒りをぐっと抑えてニッコリ微笑む。
マツコに刃向かうほど愚かではない俺。
ドイツで北欧車に乗るのもなんだかなぁと、追加料金 支払うのでワンクラス上にしてくれる?
とお願いしたら、マツコがニッコリ了承、このベンツCLSステーションワゴンのディーゼルとなった。
旅程は、ケルンPhotokina に参加したあと、ハイデルベルグで古城巡り、シュツットガルトでポルシェ・ミュージアム訪問、最後にずーっと南下してディズニー白雪姫のお城のモデルになったといわれる、ノイシュバンシュタイン城、その後 ニュルンベルクまでこのCLSにお世話になった。
(写真はノイシュバンシュタイン城を撮影する男達)
さて問題のケルン二日目、ちょっとドイツになれてきた。
宿泊しているホテルのスタッフには、ホテルの駐車場はないけどこの周りは見て判るとおり駐車しても大丈夫と云われていた。
実際 ドイツ、少なくともケルンでは道路脇にクルマ留めがあり自由に留められ、もう路上駐車天国という感じ。
その日の夜、ホテルに戻ってきたらこれまで停めていた駐車スペースがフルで場所がない。
ちょっと離れた数台停まっているところに一台空きがあるのを見つけたので、これ幸いと停めて宿に戻る。
翌朝 オヤジの習性でみんな早起きして朝食を階下のパン屋に食べに行く。
食べ終わり、腹ごなしの散歩でそこら辺を歩く・・と、昨晩クルマを駐車したところでなにやら朝市をやっている・・・・うん?
って俺たちのクルマは・・・絶句、そして脇汗大量放出!
宿泊しているホテルのスタッフには、ホテルの駐車場はないけどこの周りは見て判るとおり駐車しても大丈夫と云われていた。
実際 ドイツ、少なくともケルンでは道路脇にクルマ留めがあり自由に留められ、もう路上駐車天国という感じ。
その日の夜、ホテルに戻ってきたらこれまで停めていた駐車スペースがフルで場所がない。
ちょっと離れた数台停まっているところに一台空きがあるのを見つけたので、これ幸いと停めて宿に戻る。
翌朝 オヤジの習性でみんな早起きして朝食を階下のパン屋に食べに行く。
食べ終わり、腹ごなしの散歩でそこら辺を歩く・・と、昨晩クルマを駐車したところでなにやら朝市をやっている・・・・うん?
って俺たちのクルマは・・・絶句、そして脇汗大量放出!
どうやら駐車禁止の場所に止めていたようだ。一緒に停めていたクルマは、タイミングを知っててちゃんと別の場所に持っていったのだろう。愚かな旅行者三人のクルマはレッカー移動か・・・嗚呼
警察に行こうにもよくわからない、途方に暮れながら、その朝市で布を売っている優しそうなおばさんに状況を説明してみた。幸いにも英語が通じて「タクシーでXXXここに行きなさい。そこにあるはずよ」と。
しかもタクシーを止めてドライバーに行き先を事細かに説明までしてくれた。
タクシーに連れて行かれたところは警察ではなく、たぶん委託されたレッカー業者だろう。
【左写真はレッカー業者の事務所】
警察に行こうにもよくわからない、途方に暮れながら、その朝市で布を売っている優しそうなおばさんに状況を説明してみた。幸いにも英語が通じて「タクシーでXXXここに行きなさい。そこにあるはずよ」と。
しかもタクシーを止めてドライバーに行き先を事細かに説明までしてくれた。
タクシーに連れて行かれたところは警察ではなく、たぶん委託されたレッカー業者だろう。
【左写真はレッカー業者の事務所】
奥にはちゃんと我々のクルマがあった。
思わず涙ぐむ、男泣き。
あとは146ユーロの違反料金を払うとすぐに出してくれた。
【写真はホッとして涙ぐむバスターさん】
思わず涙ぐむ、男泣き。
あとは146ユーロの違反料金を払うとすぐに出してくれた。
【写真はホッとして涙ぐむバスターさん】
無事引き取ったあと、もう一度あの親切なおばさんの所に戻って少額のお礼を渡そうとしたけど、なんど受け取りをお願いしても「ナイン・ナイン・ナイン!!!」と 頑なに拒否された。
まさか10ユーロじゃ足りない999ユーロよこせ!といってるわけはなく ノーノーノーだよね。
せめてもの記念にと写真を一枚撮らせてもらった。
10年たってPhotokinaで何が発表されたかを忘れても、レッカー移動事件と優しいおばさんは決して忘れられない思い出になるだろう。
まさに最悪で最高の思い出となった。
【写真はバスターさんと優しいおばさん 撮影者TJ】
まさか10ユーロじゃ足りない999ユーロよこせ!といってるわけはなく ノーノーノーだよね。
せめてもの記念にと写真を一枚撮らせてもらった。
10年たってPhotokinaで何が発表されたかを忘れても、レッカー移動事件と優しいおばさんは決して忘れられない思い出になるだろう。
まさに最悪で最高の思い出となった。
【写真はバスターさんと優しいおばさん 撮影者TJ】